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実機で”安全に“Linuxを試す仮想端末を使う
さて、2つめの方法である「仮想端末」ですが、これは「VMwarePlayer」というものを使います。「VMwarePlayer」というのは、簡単に言うと、「Windowsパソコン上でLinuxが動かせるツール」のことです。
「Player」というくらいですから、「RealPlayer」や「Windows MediaPlayer」みたいなものを想像するかもしれませんが、もちろん「動画を再生するツール」というわけではないです。
余談ですが、あるコンピュータのプログラムを、別のコンピュータ上でソフトを使って仮想的に動かすことを「エミュレーション」といって、動かすためのソフトを「エミュレータ」などと言います。 「VmwarePlayer」は、その「エミュレータ」みたいな役割だと思ってください。
まるでWindows機の中でLinux機を動かしているような状態です。実際にはソフトを使って動かしているので、"仮想的に"動かしているわけです。
この、"Windows機の中で仮想的に動いているLinux機"の事を「仮想端末」と言い、「VmwarePlayer」はその「仮想端末」を操作するためのソフト、というわけです。
ところで先ほど、「VMwarePlayer」の事を「Windowsパソコン上でLinuxが動かせるツール」と説明しましたが、厳密には少し違います。
「VMwarePlayer」を使ってLinuxパソコン上でWindowsを動かすことや、Windowsパソコン上で別のWindowsを動かすことだってできるのですが、ここではあえてそこまで触れません。「そういったことも出来るんだなあ」、という程度に覚えておいてください。
「VMwarePlayer」の入手方法は、VMwareの公式サイトからダウンロードします。
ところがこちらも難点があります。「VMwarePlayer」のほかに、例の「ディストリビューション」も必要になってきます。
「じゃあ「VMwarePlayer」と一緒にディストリビューションもダウンロードしたらいいじゃないか」
確かにその通りなんですが、実はここで言うディストリビューションは、「VMwarePlayer」だけで使えるように作られたものなんです。
そしてそれを作るためのツールが、ずばり「Vmware Workstation」という"有償の"ツールなんです。
しかもこのツール、3万円近くします(苦笑)。
アニメーション作成ツールとしておなじみの「Flash」だって、PDFファイル作成ツールで有名な「Acrobat」だって、"見る"ツールは無償なのに、"作る"ツールとなると有償になってしまうんですね。
そこで、これもまた苦肉の策なんですが、やはり本からの入手に頼ってみます。
翔泳社の「Linux教科書・LPICレベル1」第3版に、「VMwarePlayer」と2種類のLinuxディストリビューションが入ったCDが付いていますので、これを使うと良いでしょう。使い方は、この本にも詳しく書かれているので、ここでは簡単に説明します。
圧縮保存された「VMwarePlayer」と、2種類のLinuxディストリビューションを解凍します。
「VMwarePlayer」をインストールして起動すると、Linuxディストリビューションを選択する画面が出てきますので、先の2種類のディストリビューションの内、一つを選ぶと、大量のメッセージがダダーっと出力された後、ログイン画面がでてきます。
そこで本に記載されているログイン名とパスワードを入力すると、inuxコマンドが使える画面になります。
この他にも、実機でLinuxを動かす方法はありますが、初心者の方が行うには少々リスクの伴う作業が多いので、ここで取り上げた方法はあくまで「安心・安全」をモットーとしています(どこかで聞いた事ある言葉ですが、苦笑)。
また良い方法がありましたら掲載して行きますので、楽しみにしていてください。
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