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bashシェル

環境変数とは?

前のページでお伝えした「シェル変数とは?」に対して、環境変数というのは、そのシェルから起動される全てのプロセス(コマンドや別のシェル)から変数の値を参照することができます。

ここで出てくる主なコマンドは、export、setです。

環境変数に値を定義する方法は2つあります。

1つ目は、既に定義されたシェル変数をそのまま環境変数として再定義することで設定できます。この処理を「エクスポート」と言い、「export」コマンドを使って行います。

「シェル変数(URL)」ではwordという変数に「LPIC」という文字列を挿入しました。でもこのままではそのシェル内でしか参照できません。そこで下記のように、

export word

と入力、実行すると、wordが環境変数として扱われます。

そうすると、そのシェルから起動された、どんなプロセスからでも、word変数から「LPIC」という文字列が参照できます。

2つ目は、「export」コマンドで、

export WORD=LPIC

のように、最初から環境変数として定義することもできます。ちなみに環境変数を定義するときは大抵、「WORD」のように大文字が使われます。

「env」コマンドを使うと、定義済みの環境変数を表示します。

「set」コマンドを使うと、シェル変数と環境変数の両方を表示できます。

環境変数は、よく使われるものは初めからいくつか定義されています。「env」や「set」コマンドを使っても見られますが、主なものを紹介しておきます。

PATH・・・コマンドやプログラムを検索するディレクトリリスト

PWD・・・カレントディレクトリ

HOSTNAME・・・ホスト名

USER・・・現在のユーザー

LANG・・・使用する言語

HOME・・・現在のユーザーのホームディレクトリ

LOGNAME・・・ログインシェルのユーザー名

PS1・・・プロンプトの表示文字列

PS2・・・複数行にわたる入力時のプロンプト

HISTSIZE・・・コマンド履歴の最大値

HISTFILE・・・コマンド履歴を格納するファイル

TERM・・・端末の種類

実機をお持ちの方は、これらの環境変数を実際に「echo」コマンドで参照してみるといいと思います。例えば「HOSTNAME」だったら、

echo $HOSTNAME

と入力すれば、ホスト名が表示されるはずです。ジャンジャン試してみてください。

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